Imagination & Illusion
by 湘南くノ一

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最終更新日=H18.02.11

世界旅行 スカンジナビア

[文責:くノ一C]
 スカンジナビア半島は、ヨーロッパの北端に位置します。ノルウェー、フィンランド、スウェーデンを、一般的にスカンジナビア3国と呼びます。
 確かに左の地図では北海道(右上隅に辛うじて入ってます)よりかなり北に位置しており、とても高緯度と感じます。しかし実は北極圏(※1)には1/3程度しか入っておらず、もしかするとあれっと思われるかも知れません。
 3国の首都はさすがに南方の海岸都市です。その為か、気温は思った程低くありません。
 私は、ドイツ滞在中にフランクフルトからストックホルムに飛行機で飛び、トロントハイムで手芸を勉強している友人に会いに行った事があります。ストックホルムからは夜行列車、さすがに暫く乗ると辺りは雪景色でした。
 トロントハイムは、北極圏ぎりぎりの位置です。雪の見えていない地面は無く、木造の建物の中は防寒が行き届き、上着無しでも大丈夫でした。とても昼が短いのが印象的で、秋口でしたが日中の気温は-15℃でした。

 スカンジナビア3国の首都の気候を見てみましょう。

ヘルシンキ(フィンランド)

 大西洋暖流(※2)から最も離れている為に、最低気温が最も低く、寒暖の差も大きいです。しかし、もっと寒いと思われているのではないでしょうか?夏は東京と余り変わりません。

オスロ(ノルウェー)

 平均的にはヘルシンキ並みですが、大西洋暖流の影響の為、寒暖の差はありません。雪が多いですね。音楽が盛んです。

ストックホルム(スウェーデン)

 ほんの少しだけ、オスロより暖かめの様ですが、3月と10月は寒めです。雪は少ない様です。

 私の滞在したトロントハイムのデータはありませんので、ほぼ同緯度のレイキャビックを見てみましょう。

レイキャビック(アイスランド)

 夏の気温は上がりませんが、冬はスカンジナビア3国より暖かいぐらいですね。太平洋暖流のお陰で、変化の小さい温暖気候になっています。

トロントハイム(ノルウェー)

 トロントハイムは、北極海ではなく、まだ大西洋に面しています。フィヨルド海岸(※3)の町だけあって、確かに雪は多いと思います。
 私が滞在した日も、ずっと雪でした。(オーロラは見えませんでした。)ただ、覚悟の上で完全防備をし、風もなかった為か、思った程寒く感じませんでした。日中ちょっとだけ見えた晴れ間は、眩しかったです。

 因みに一番下は東京のデータです。やはり暖かいですね。



※ 註
北極圏:北緯66.6°の北回帰線より北の地域。ここでは、冬太陽が昇らない日と、夏太陽が沈まない日があります。
大西洋暖流:メキシコ湾からイギリス沿岸を通り北極海に抜ける、暖流です。ヨーロッパの西岸海洋性気候の源です。
フォヨルド海岸:川の流れでできたV字渓谷と対照的な、氷河の雪滑りでできたU字渓谷が連続する海岸です。その意味、日本の三陸リアス式海岸と対照的とも言えます。

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